春分の日、秋分の日(中日)の期間はお彼岸というご先祖様への感謝の気持ちを込めてご供養を行う日本独自の風習があります。
この風習はお彼岸時期の昼夜の長さがほぼ同じになり、あの世(彼岸)とこの世(此岸)の距離が最も近く、ご先祖様への想いが通じやすくなる時と考えられたため、ご先祖様が眠っているお墓に出向いてご供養を行う風習が定着したとされています。(諸説あり)
ちなみに、お墓参りの時間帯はなるべく日が出ている時が望ましく、基本的には午前中、もしくは午後の早い時間に行かれるといいみたいです。
お供え物で持参するものは、お線香、花、ローソク、水、飲食物の5つが大切だとされています。これは五供(ごきょう)という仏教の考えから来ています。
お参りの手順は、①お墓掃除、②墓前にお供え、③お線香を焚いて合掌、④お供え物を回収して後片付けの手順になります。お参りが終わったら、動物に荒らされてしまう恐れがありますので、お花以外のお供え物は持ち帰りましょう。
お彼岸時期、日本平メモリアルガーデン霊園にご来園される方が多く見受けられます。お困りごとや、ご質問がなどありましたら、日本平メモリアルガーデンまでご連絡ください。
案内係 田村